薬育とは

薬育とは、早期から薬に関する正しい使用方法や副作用などの知識を教育することです。

 お薬は正しく使用すると効果がでますが、誤った使い方をすると望まない作用(副作用)が起きる場合があります。また、正しく使っていても副作用がでる場合があります。
 そのため、生活していくうえで、薬の正しい使い方を学び、副作用について知る薬育は、身を守るためにも大切です。

 そして今、薬育を通して、一人ひとりが「正しく」「安全に」セルフメディケーションできることが求められています。

 セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(世界保健機関WHOの定義)です。

 つまり、軽度な身体の不調は、バランスの良い食事を取り、適度な運動を行い、睡眠・休息を取って、健康・体調管理を行うこと。そして、病気の時は早めに手当てをし、必要があれば受診をすることがセルフメディケーションなのです。

 セルフメディケーションできるようになるためにも、薬育を行うことは重要視されているのです。

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