処方された自分の薬は、他の人にあげてはいけません

体の大きさで薬の量が変わる?

たとえば、同じ病気にAさん、Bさん、Cさんがかかったとします。
Aさんは、幼稚園児。Bさんは、成人しているお兄さん。Cさんは、おじいちゃん。

薬の量は、一緒でしょうか?

今回は極端な例ですが、Aさんの薬をBさんがつかっても効果がなかったり、Aさんの薬をCさんに使ったら、薬が体に悪さをしてしまうことは想像できます。

(他に薬が体から外に出ていく量など、いろんな違いがあります)

このように、薬によっては、一人一人のカラダに合わせて量が異なるものがあります。

症状が同じでも、病気が違うことも?

自分が病気の時に飲んでいた薬があまった時、それを兄弟にあげてよいでしょうか?

同じ症状でも、病気が違っていた場合、治せる病気も治すことができないかもしれません。

このように、自分の判断で、他の人に薬をゆずったり、もらったりすることで健康被害が起きる可能性があります。

自分がもらった薬は、自分の薬。
このルールを守るようにしましょう。

★薬育体験★

薬育ラボの薬育教室では、カラダとクスリというプログラムにて

自分の薬を人にあげてはいけないことを伝えるボードシアターを行なっています。

お相撲さん、マッチョマン、小さい子供、おじいちゃんなど、いろんなキャラクターを見ながら、薬を人にあげることの危険性について学ぶことができます。

薬育教室の全体例の動画