2022.07.21

蚊(か)を退治(たいじ)するさまざまな成分(せいぶん)を知(し)ろう

ピレスロイドを作る(合成する)ことができるようになり、蚊取り線香、スプレー式殺虫剤など、さまざまな形態が開発されました。

 蚊にさされない空間を作る製品です。昔ながらの蚊取り線香をたくことで、蚊をよせつけなくします。

 電子蚊取りは、成分を加熱して空間に放出して、成分をただよわせて、蚊をよせつけなくします。

 スプレータイプ(エアゾール)によく使われる、トランスフルトリンという成分は、空間にプシュッとまくことで、成分の粒子がちいさいため、長時間ただようことができます。そうして、蚊をよせつけません。
 肌につけるものではないので、ご注意ください。

蚊以外にも使えるスプレータイプの製品です。直接、目の前の蚊に吹きかけることで、退治することができます。
これも肌にふきつけるものではないので、ご注意ください。

肌にふきつけるタイプのスプレーの製品です。
主に、ディートという成分が入っているものと、イカリジンという成分が入っているものがあります。

ディート30%は、12歳未満には使用しない。
ディート10%以下は、生後6ヶ月から使用できる。
*使用方法、回数に制限があるので注意すること。

イカリジンは、年齢による使用や回数制限がありません。

このように、成分によって、使う場所や使う方法、使う年齢や回数などに注意が必要です。

どれを買ってどのように使えばいいのか難しいと思います。

そんなときは、薬局や薬店(ドラッグストア)で、薬剤師や登録販売者の先生に相談してみましょう!

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