第49回 アレルギー児サマーキャンプに参加しました

神奈川アレルギー児サマーキャンプ実行委員会が主催する、
アレルギー児サマーキャンプに、ボランティアスタッフとして、
薬育ラボのスタッフが参加させていただくことができました。

学習会で、薬育ラボのプログラムを活用したので、報告いたします。

【日時】2022年8月19日(金)〜21日(日)
【場所】三浦グローバル・エコ・ヴィレッジ
【対象】小学生児童 24名, ボランティアスタッフ
【薬育ラボ講師】川島 敦, 中川 翼
【薬育ラボ学習会協力スタッフ】薬学生3名, 医学生1名


■キャンププログラムへの参加
・磯遊び、運動会、野外炊事、キャンドルファイヤー、学習会


■学習会(各20分)

1. アレルギーと吸入のお話(1日目)
1日目の吸入指導では、実際の吸入練習用デバイスを用いて、吸う練習を皆で行ないました。学習会の後、喘息の子供が寝る部屋で吸入するところを「指導用紙」を用いてうまく出来ているかチェックさせてもらいました。 吸入する子だけじゃなく、同部屋の他の子たちも、吸入したあとの息止め(5秒)を一緒に数えてくれる姿も印象的でした。 学習会前よりも、きちんと吸えるようになった子が増えました。

2. お薬教室「カラダスケール」(2日目)

・自分の薬は自分のものであり、人に譲渡してはいけないことや天秤の傾きで「薬が足りない」「多い≒副作用」を理解してもらいながら終えることができました。

1コマ20分というタイトなスケジュールでしたが、どちらのプログラムも、プログラム前後で吸入の正確性、副作用への理解度は高まっていたと思います。 他の様々な学習会も含め、児童が積極的に参加してもらうことができました。