お薬と血中濃度

血中濃度とは?

血液中にある、薬の有効成分がどれくらいかを表すものです。

血中濃度の変動

薬を飲むと、体の中に吸収され、薬の血中濃度は上がります。

しばらくすると、薬は体に分布されたり、排泄されたりして、血中濃度は下がっていきます。

血中濃度が、ある一定量に到達すると薬の効果があらわれます。

血中濃度が、上がりすぎると副作用の危険性が高まります。

医療現場では、薬の種類によっては、採血で血中濃度の変化をみたりして、薬の量のコントロールをします。

★薬育体験★

薬育ラボでは、血中濃度の考え方を使った薬の適正量を学べる薬育教室を行なっています。カラダスケールというプログラムでは、模擬で血中濃度測定が行える天秤を用いて学ぶことができます。

病気側の赤のゾーン傾いていれば、血中濃度が低いとして薬の効果が現れない。

薬側の赤のゾーンに傾いていれば、血中濃度が高すぎるとして薬の副作用のリスクが高まる。

病気と薬が安定している緑色のゾーンに入れば、血中濃度は効果のある領域であり、効果を発揮することが学べる取り組みです。

カラダスケール

●薬育に関する相談、お問い合わせはこちらから

特定非営利活動法人 日本薬育研究会
〒873-0001 大分県杵築市大字杵築665番地432
E-mail: yakuiku.lab@gmail.com
お問い合わせフォーム